我流ベースメンテナンス講座





久しぶりにベースのメンテナンス。

弦の太さが変わったので、まずはブリッジをいじって弦高を調整します。
弦高とはフレット(指板)と弦のキョリのことで、これが高いほど弦が押さえづらく弾きにくくなりますが、タッチノイズが減り強い音になります。
どれくらいの弦高にするかは好みですが、俺はけっこう低めで弦がバチバチとフレットにぶつかるようなセッティングを中学生のときから貫いています。
でもここ数年、とにかく力まかせのピッキングを心がけているせいか、昔よりちょっと高くなりました。
ブリッジの調整だけでOKと思える弦高になったので、ネック(左手で握る、フレットが並んでいるところ。キリンのカラダで言うところの首にあたる部分)をいじらずに済みました。
ネックをいじる際は中央のボルトを六角レンチでグリグリ回して、ネックの反り方自体を変えなければいけないのですが、これがけっこうめんどくさいのです。やらずに済んで良かった。


その次はオクターブの調整です。
ギターやベースは12フレットが弦のちょうど中央にあたるように調整されていないと、高いフレットほど音が上下どちらかにズレます。
実はこのオクターブの調整はものすごく大切なのですが、ちゃんとやっていない人が多い気がします。
俺も大学生くらいまで、存在すら知りませんでした。
チューナーで音程をチェックしながら、ブリッジのコマを前後に動かして調整。
いつもはもっと手こずるのですが、今日は割とあっさりキマりました。


というわけで、超我流ベースメンテナンス講座でした。
正式に学びたい人は教本を買ってください。

【有刺鉄線次回ライブ】
11/2 下北沢屋根裏
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