グッド・ルーザー

カズが「活躍したときに記事になるのは当たり前。ミスをやらかしたときにトップ記事になるのが本当のスター」みたいなことを言ってたけど、ものすごく同感だ。


勝者は絵になる。これ当たり前。
負けてなお絵になるのが本当のスターだ。
浅田真央、かっこよかった。世界で2位になっても全く満足せず、くやし涙を流す。
しかも女子では世界で誰もやったことがない超大技にチャレンジして、この五輪で三度も成功させている。


金メダルのキム・ヨナの演技も見た。すげえ美しくて完璧で、優勝という結果自体は順当だ。
しかし俺がよりアスリートとしてより敬意を払いたいのは浅田真央の方だ。
たしかに浅田真央は素人の俺が見ても分かるくらいのでっかいミスを何度かやらかしてはいた。
ただそれ以上に、まだ誰も成功させたことがない大技にチャレンジしこれを成功させたことは、間違いなく競技の進化をうながす。
きっと次の五輪では、浅田がキメたトリプルアクセルができるかどうかが、メダルを狙うための一つの基準になるに違いない。というかなるべきだ。
ソツのない優等生より、荒削りでも我を通す暴れん坊のほうが150倍魅力的だ。


かっこよく負けてこそスーパースター。
グッド・ルーザー、浅田真央に爆発的な拍手を送りたい。


 


▼2ndアルバム収録曲「サマーナイトシンパシー」
http://www.youtube.com/watch?v=vUgp43swJLc


▼3月27日 渋谷屋根裏 レコ発ツーマンイベント
http://www.yuutetu.com/2man/