老衰で死にたい

この前日本人から二人のノーベル化学賞受賞者が出ましたよね。
とても素晴らしいことで、日本人として誇りに思いますが、僕はこの両名が非常に高齢であることに衝撃を受けました。
鈴木章さんは80歳、根岸英一さんは75歳です。
一般的には完全に老人と言える年齢で、死んでいても全然おかしくない。生きていても病気などを抱えていて、あまり元気じゃなくても不思議じゃない、そういう年齢ですよ。
そんな方たちが、世界中に賞賛されるビッグな仕事を成し遂げたわけです。


大人になって思うのは、本当に時間が足りないってことです。
いろいろしたいことはたくさんあるんですよ。
まずはもっと音楽やりたい。
楽器をもっと上手くなりたいし、もっと作詞したいし、いろんなバンドに参加していろんな音楽をやってみたい。
歌ももっと上手くなりたい。

あともっとゲームやりたい。
大航海時代オンラインをもっとやり込みたいし、オフゲもいっぱいやりたい。
ドラクエをもう一度やり直したいし、FF14にも挑戦したいな。

小説書いてみたい。
ラーメン二郎全店制覇を目指したい。
東京ヴェルディのアウェーゲームも全試合見たい。
もっと友達と飲みに行きたい。
料理も上手くなりたい。
本やマンガもたくさん読みたい。



欲求は無限大ですが、一日は24時間しかないし、あまり睡眠や食事に関する時間を削るのもしたくないんです。



となると、もうね、長生きをするしかないんですよ。
一日を29時間にすることはできないけど、その一日がやってくる量を増やすことはきっとできる。


と考えると、健康になるための行動って、どんなものにも勝る最強の投資なんじゃないかとふと気づいたわけです。



変な話、10代のベーシストで俺より上手い人はほとんどいないです。
なぜなら俺のほうが圧倒的にキャリアが長いから。
楽器なんてものは、長くやっていればそれだけ上手くなる。
長く続けることが、最強の攻略法なわけですが、人生もきっとそういうことなんだろう。



そう、俺の究極の人生目標は、老衰で死ぬことです。
今からそのための準備をゆっくり始めようと心に決めた、2010年秋でした。



11.27(土)渋谷屋根裏
有刺鉄線レコ発ツアーファイナル
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