立ち上がれベーシスト!

ネタ元 日本人のベースの価値観

広く、広く、浅く、浅く音楽全体を見渡すと、実はギターが花形でベースは地味、っていうジャンルの音楽はあまりないことに気づきます。

まずポップス、ジャズ、ファンク、レゲエなどでは、どちらかというとギターがリズム楽器的役割を担い、ベースが音楽の根幹を作るような曲が多いです。

例外的にギターがヒーローっぽく振る舞えるのがロックなのですが、その大半は1960~80年くらいの時期に流行した、ハードロックとそこから派生した音楽なんですよね。
70、80年代のハードロックにはその傾向が顕著で、とにかくギターソロがやたらテクニカルかつ長い。

しかし今の音楽シーンを見回してみてくださいよ。
日本のポップスの基盤が、完全にハードロックからパンクへと移行したことにより、長いギターソロ、テクニカルなギターフレーズを楽曲の中心に置くような音楽は、もはや死滅状態です。
むしろ1分以上続くようなギターソロは、宴会芸かジョークと解釈されかねません。

この流れと反比例するように、ベースの音を聞き分けて、ベースの音がかっこいいと思う音楽ファンが、確実に増えていると自分は感じます。
これにはバンド活動の一般化も大きく関係しているでしょう。
ベースという楽器がどういうものか分からないからこそ、ベースがギターより地味で意味不明と解釈されやすかったわけで。

この教えてgooでギターよりベースの方が地味と回答している方は、きっと30代、40代以上が多いのではないでしょうか。

立ち上がれ、ベーシスト!
未来は僕等の手の中だ!

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