カネを使え!経済を回せ!

ニュースでもやってましたが、数字の上では日本の景気は最低の底を脱して上向き傾向にあるらしい。
庶民が全然それを実感できないのは、儲けたカネをもう一度世間に戻す流れが悪いからだ。
カネは天下の回りものとはよく言ったものです。

特にお年寄り、カネをため込みすぎ。
日本の民間には笑っちゃうくらいカネがあるのに、これだけ景気が悪いってことは、大量にカネをストックしてそれを放さない連中がたくさんいるってこと。
相続税を来年から90%に!

とにかく、どんどん国内でカネが回れば、それだけ経済が活性化して企業が儲かり、儲かった企業は雇用を拡大するから、労働意欲がある人の働き口が増える。
働いてカネに余裕が生まれれば消費が増えて、それでまた企業が儲かって…という流れが生まれるのだ。
水は流れないと腐るのです。

地震のあと、東海道新幹線の利用は3割ほど落ち込んでいるそうで、これはまことによろしくない。



幸運にも今回の地震で大きな被害を被らなかった人は、積極的に日々の生活を楽しむために消費したほうが、被災地のために、日本のためにもいい。

そしてチャリティー的行動もけっこうだけど、一番大切なのは各個人がそれぞれの持ち場でがんばること。つまり自分の本業に精を出すこと。
これが一番、社会のためになる。
労働をしてカネを稼ぐ=その道のプロ。
社会はあらゆるジャンルでプロが踏ん張ることで回ってると僕は思う。


もちろん地震の痛みを感じて、とてもじゃないがお花見なんか楽しめない人もいるでしょう。
感受性豊かでけっこうなことだと思うけど、それを他者にも強要するのはいかがなものか。
まして花見は昼間にするわけだから、電気を使わずに消費を促進するという意味で、むしろ奨励すべきなのでは。


イメージは行動をともなって初めて意味を持つ。
イメージだけじゃ、誰も幸せになれない。