音楽も好きだけど、バンドがもっと好き
中学生のときからずっとバンドをやってきて、高校、大学、社会人といろいろな仲間たちといろいろな音楽をやってきました。
でも当時の仲間たち、特に学生時代のバンド仲間の多くは、もうバンド活動はやってないみたいです。
でも僕は今でもまだガキみたいに空想しなががらバンド活動に夢中になってる。
相対的に見て、彼らより僕のほうがバンドが好きなんだろう。
このこと自体が僕にとっての誇りです。
音楽が好きなんじゃなくて、バンド活動が好き、ってこところが大切。
音楽ってのは聴力だけで成立する、もっとも身体的な趣味のひとつ。
美味しいものを食べたい、セックスがしたい、スポーツがしたい、ってのとカテゴリとしては同じで、きわめてシンプルで原始的で、だからこそ多くの人を魅了する。
実際今も昔も、人はみんな音楽が好き。
お金持ちも貧乏人も、善人も外道も、音楽が好きな人はいっぱいいる。
もちろん僕は音楽が大好き。
でもそれ以上にバンド活動が好きで好きでしかたないのです。
人生において、これ以上に楽しいことなんてたぶんないと本気で思っちゃう。
ステージに立つ高揚感、新しい音楽を生み出すワクワク感、そしてなにより自分たちを応援してくれる人たちがいる幸せ。
こういった楽しみそれぞれが非常に高レベルなエンターテイメントであると同時に、バンド活動以外のなにかで代用することが非常にむずかしいのです。
どうしてもラーメン二郎が食べたいときに、他のどんなに美味しいラーメンを食べても満足しないことに似ています。
このお話の続きは、今週末の京都と名古屋で!