プロ意識

地元のお祭りにあわせて帰省し、土曜から実家でグダグダしていました。
いつもなら地元の仲間と御輿を見に行ったり、酒飲んだりするのですが、土曜朝に発覚したハードな寝違えにより外出がおっくうだったのです。

んで、暇だったので母親が録画保存していた、なでしこ関連の番組を見まくっていました。

知識としては頭にあったけど、サッカー女子日本代表の選手の多くが、サッカーだけでは食べていけず、日中は地元の企業や商店で働いていることを番組を見てあらためて思い出した。

たとえば中盤の阪口は昼間は電子部品のメーカーで働いてる。
今は代表に入っていないけど、アフロ頭の荒川が日中は地元の西友でレジ打ちをしていたのは有名な話ですよね。


俺もやってやるぜと思った。


昼間に仕事をしなきゃいけないってのは、つまりは一生懸命やっていることに残念ながら収益性がないってことです。

収益性がない=アマチュアってことで、プロフェッショナルとはある意味対極です。


それと同時に、別に仕事をしながらでもしがみつき、結果を出すことには、矛盾するようですが究極のプロ根性を感じます。

他に仕事をしながら平日夜にクラブチームでサッカーの練習をし、週末はリーグ戦に出場する。
代表に呼ばれれば、仕事の休みをもらって合宿や遠征に参加する。

つまりは兼業ですよ。
にもかかわらず、なでしこは世界最強チームに何度突き放されようと驚異的な粘りで食い下がり、最後の最後で世界一の栄冠をもぎとりました。
プロ以上のプロ意識、プロ根性を感じます。

つまりは、仕事もしていることなんか全然ハンデじゃないし、なんの言い訳にもならない。
どうしても仕事がやりたいことの負担になるなら、もっと楽な仕事を探せばいいのです。
仕事をきちんとコントロールできることも、やりたいことにしがみつくための大切なスキルなのです。

残念ながら僕のバンド活動は今のところ収益性がないから、日中は仕事をしないと生きていけない。
それがなんだ、だからどうした。
音楽をガチでやることに対して、別段の障害にはならない。
というか、万が一音楽で成功できないときに餓死しないためにも、仕事もちゃんとがんばります。

仕事の手も抜かないのが、僕にとってのプロ意識です。

ナミダロジックをなにとぞよろしくお願いします。
なにかが決まり次第、じわじわ情報をリークしていきます。