それはちょっと無理がある

男性との出会いを遠ざける“7大NGオーラ”

http://www.sinkan.jp/news/index_2393.html?news2393


この本の中で言う小金持ちとは、年収600万円以上を指すそうだ。

ちょっと待てw

20代半ば~30代半ばの独身男性で、年収600万円以上って全体の3.5%というデータがある。
つーことは、小金持ちって30人に1人しかいないエリートってことになるんだが。

小学校や中学校など、学校のクラスをイメージしてみよう。
地域によって差はあるけど、ひとつのクラスの女子生徒ってだいたい15~20人くらい?
俺のときはそうだった。

年収600万円と結婚できるのは、30人に1人ということは、ひとつのクラスに1人いるかいないかっていう狭き門なのです。


男性の目から見ると、30人の中で一番の女ってのは、相当いい女だぞ。
間違いなくルックスは良いだろうし、それ以外にも魅力がなかったら30分の1になんかなれない。

人間の魅力は単純に相対的な順位で決まるわけじゃないけど、30分の1の競争ってことになるとさすがに集団の中での比較は無視できないでしょう。


年収600万円以上は小金持ちなんかじゃなく、それなりの金持ち。
それと結婚できる人は、実はけっこうな競争に勝ち抜く人。


という結論で。

とはいえ、本を作っているとよくある話なんだけど、タイトルは目を引くためにどうしても無理がある誇張をせざるを得ないものです。
おそらくこの本の筆者や編集者も「年収600万円は小金持ちじゃねーだろ」って思いつつ、会社からの要求に応じて本を作っていたんじゃないかな。