バンドがモテるのは都市伝説?現役バンドマンが到達した5つの結論

2014-07-21

青春プログレッシブロック、ナミダロジックのベース担当の鹿内武蔵です。先日のナミロジ主催イベントでたびたび議題に上がった「バンドがモテるのは都市伝説」議論ですが、僕なりの意見を。

1.バンドが売れれば確実にモテる

ただバンドやってるんじゃなく、そのバンドが夏フェスに出たり、ゼップでライブできるような売れっ子になれば、飽きるほどモテます。

2.売れなくてもほんの少しだけモテる

売れるバンドなんて砂漠に混じった米粒くらいごくわずかな割合。
でもバンドが売れなくても、バンドやっていないよりはほんの少しだけモテます。
ライブハウスのスポットを浴びて大きな音で自分を表現したり、CD出したりすること自体がかっこいい行為なので、その分だけ少し評価されるということです。
でも本当に少しだけなので、実感できるかどうかは微妙。
少なくとも、「バンドやっている」と言うとステレオタイプのように返される「じゃあ、モテるでしょ?」という返答のイメージしているところよりは、はるかに控えめな若干のモテ要素です。

3.もともとモテるヤツがバンドをやる

バンドやるってことは人前に出たい、目立ちたい、自分の言いたいことを言いたい、かっこつけたいってことですが、これら全部が対人コミュニケーションにおいてポジティブな要素です。つまり自発的にバンドをやる人は、すでにモテる要素をある程度備えている可能性大。

4.そもそもモテるの概念があいまい

モテるとはなにか。調べたところによると、

もてるとは異性から人気があることやちやほやされることである。もてるは多くの場合、多数の異性から好かれることを指すが、「あんな美人にもてるなんてうらやましいよ」といったように特定の人から好かれる際に使われることもある。もてるは古く江戸時代には既に使われており、持てるという書きも使われた。また、昭和中期辺りからモテるというカタカナを併用した表記も使われる。日本語俗語辞書

とあります。

このように基本的には、多数の異性に恋愛対象として意識されることが、モテるということです。「一生を添い遂げるパートーナーと巡りあえる」「絶世の美女と交際できる」ことは、モテるとは言いません。モテ=数であり、質は関係ないのです。

本当はモテてるのに、たとえば質に不満がある人が、「バンドなんてモテないっすよ~」というケースが散見されます。

5.人との交流が増えるので、恋愛的なメリットはある

バンド活動を通じて、いろいろな人との交流があります。お客さんはもちろんのこと、ライブハウスや音楽会社のスタッフさん、他のバンドのメンバーなど、知人・友人は一気に増えます。

恋愛成就は、

本人のクオリティ(打率)×恋愛の可能性にふれる回数(打席数)

の乗算で決まりますから、バンド活動をすることで恋愛チャレンジ数が増えて有利です。

 

【まとめ】バンドやるだけならたいしてモテないけど、恋愛の機会は増えるので有利だし、そもそもバンドやんなくてもモテる人がバンドをやるケースが多い。あと本当はモテモテなのに、正直に言うとあれだから、モテないって過少申告するバンドマンには気をつけろ。