ヒストリエ9巻のすさまじい迫力!寄生獣とはまた違う面白さ

ヒストリエ9巻発売、そして読了!

もうなんだかいろいろすごかったです。他に言いようがない。
カロンとの再会場面はゾクゾクした。まるで映画みたいな迫力。

そして史実に基づきカイロネイアの戦いへ。アテネ・テーベ連合軍を破ったマケドニアの覇権が確定する戦争なわけですが、歴史的結末を知っていてもやっぱり面白い。

そしてそして、本のラストはドラマチックすぎて悶絶。

岩明均先生はたしかに筆はとてつもなく遅い。でもそんなの関係ないくらいにヒストリエにはいつもワクワクしています。
僕が死ぬまでに完結してくれたらそれでOK。

このあとフィリッポス二世は暗殺され、息子のアレクサンドロス大王が後を継ぎ、教科書にも載っている有名な大遠征を行います。ギリシャからインドまで到達する大王国を短期間で作り上げたのち、大王は急死。後継者争いの戦乱になりますが、ヒストリエの主人公のエウメネスもその後継者戦争参加者の一人ということなんですが、ここまで全部漫画に書いたら、いったいどれだけ壮大でドラマチックなストーリーになるかと思うと、リアルに震える。

寄生獣で岩明先生を知った方には、ぜひともヒストリエも読んでみてください。もはや日本の宝です。