SOSとの思い出

SOSのライブハウスとの出会いは大学生のころで、高円寺のギアや渋谷のサイクロン、下北の屋根裏でBOMB FACTORYやまだ売れる前のスタンスパンクスを見て、ライブハウスって楽しいところだな、ってしびれた。
特に高円寺の独特の雰囲気には、このころ強烈に憧れを持って、のちに本当にこの街に移住してくるきっかけになった。

有刺鉄線に入る前、オリンポス16闘神として自主企画「ええじゃないか」を高円寺のギアで全部で7回開催した。
どの回も強烈なタイバンと、お客さんの圧倒的な盛り上がり&飲みっぷりがすごくて、それぞれを鮮明に覚えている。
ライブ後はもちろんとなりの石狩亭で打ち上がり。

だから去年の今ごろの火災で、高円寺ギアと同じくSOS系列の20000ボルト、石狩亭が無くなっちゃったときは、本当にさびしかった。

そして今は有刺鉄線の一員として、渋谷の屋根裏にめっちゃお世話になってる。

むやみに小綺麗で、全然ロックの臭いがしなくて、ポスターを貼ってくださいとお願いしてもマッハで断られるようなカイワレ大根みたいなライブハウスが増えている中、SOSのライブハウスは今でも変わってない。
ほどよくアングラで、すごく居心地が良い。

そして今月、伝統あるフリーペーパー「SOS」の最後の号が発行された。
今後はWEBに移行するため、今出回っている号で廃刊となってしまうらしい。
その最後の号は有刺鉄線の特集号。
表紙と巻頭から4ページ、どどんとインタビューを載せてもらった。
本当にうれしいです。



形を変えながら、トラブルを乗り越えつつ、それでもある種の雰囲気を失わないSOS系列のライブハウスが大好きです。

今後もよろしくお願いします。


フリーペーパーSOSは、11.27(土)のレコ発ファイナルでも配布されますよ。




11.27(土)渋谷屋根裏
有刺鉄線レコ発ツアーファイナル
http://www.yuutetu.com/final/
ローソンでチケット発売中!(コード:71769)