世界最高のサッカーチーム

2013-06-27

サッカーのスペインリーグにアスレティック・ビルバオというチームがあります。

僕が応援するクラブチームは東京ヴェルディと日テレベレーザだけですが、世界最高のサッカーチームはこのビルバオだと思っています。

このクラブチームは、バルセロナやレアルマドリーと同じく一度も2部に落ちたことがない超名門チームで、日本の天皇杯にあたる国王杯で24回優勝しています。

そしてなにより特殊なのが、所属する選手全員が、チームの本拠地であるバスク地方の人間だけである点です。
スペイン人というだけでなく、地元の人間でないとこのチームでプレーできないのです。
日本にたとえれば、全員が東京生まれで固められているということですね。

ビルバオで最後に外国人がプレーしたのは1912年で、それから100年バスク人だけでチームを構成してきました。

この徹底的な純血主義を貫きながら常に一部リーグに所属し、なおかつ多くのタイトルを獲得しているアスレティック・ビルバオこそ、世界最高のサッカーチームです。



なぜか。





サッカーにおいて一番大切なのは、強さ以外の魅力だと考えるからです。


これは他のスポーツとも共通しますが、強いか弱いかだけでチームを評価してしまうと、ほとんどのチームは評価されないことになってしまうからです。


Jリーグでたとえれば、J1の18チームの中で優勝するのはたった1チーム、残りの17チームは確実にそれ以下です。
J2のチームはどれだけがんばっても、確実にJ1以下の価値しかないことなります。



勝敗は最重要要素です。
しかしチームを愛する基準が勝敗だけでは、そもそもリーグが成り立たないのです。



いろいろな考え方があるけど、結局はシンパシーを感じ、自分自身の人生や生活を自己投影できることこそ、チームを応援する最重要素ではないでしょうか。


応援しているチームが勝ったって、経済的にはなんのメリットもないです。
それでも自分のことのように喜ぶ、これが大事なのです。

自分=チームですよ。

そしてこの究極レベルでの自己投影を実現するのに手っ取り早いのが、結局は地元なんです。
距離的な短さは、圧倒的なシンパシーを生み出します。
僕が京王線や小田急線より中央線を好むのは、間違いなく地元とつながっているからです。

Jリーグに残念ながら興味がない人でも、代表チームを応援するのは、同じ国という強力なシンパシーがあるからです。


なんか回りくどくなったけど、つまり地元の人間でないとチームに入れないアスレティック・ビルバオこそ、地元の人間にとっては最高に自己投影できる、最高に応援できるチームなんです。きっと。


僕はバスク人ではないのでビルバオを応援することはありませんが、地元超優先主義を貫くこのチームをとてもリスペクトしているし、うらやましく思います。


最後に、

「Jリーグはレベルが低いから、海外のサッカーのほうがおもしろい」

なんて言えちゃう人は、僕とは考え方がだいぶ違うんだなと思っちゃいますね。
あるいは権威主義者か舶来コンプレックスの人。