顔相保存の鬼と呼んでください
突然ですが、人の顔の識別と保存が超得意です。
顔の記憶速度には自信がありますし、一度インプットした顔相が脳から失われることはなかなかありません。
この前のミナホの帰り、大阪でチラリと見かけた人、見覚えがあるぞと思ってデータベースを探ったら、高円寺時代の近所のスーパーのおばちゃんでした。
まあ、そのスーパーには何度も行っているので、これくらいはどうってことないかな。
自分でもすごいと思ったのは、この前新宿駅ですれちがった、見覚えがある男性。
3秒くらいして、
「以前参加した、お酒のモニターバイト(タダ酒飲んで金もらえる)のときに、僕のとなりに座った方」
であることを思い出しました。
街ですれちがったりして、すぐに知人に気づくんだけど、あえて声をかけないことも多々あります。
よく「おまえ誰?」って言われることも多いのです。
こっちは必死で
「前に対バンしましたよね? あのライブハウスで。僕はこういうバンドをやっていて…」
と説明しても、そもそも覚えていてくれないこともある。
影の薄さが問題か。
俺が加入前の時代の有刺鉄線のファンの方を高田馬場で見かけて声をかけたら、完全に他人扱いされたのは悲しかった。
あと、飲み会で空気をぜんぜん読めず意味不明な発言を連発して、参加者全員に煙たがられているヤツとたまたま駅で会って、やあ久しぶり、って言ったら、誰?って言われたのも悲しかった。
おまえはあれだけ悪影響をふりまいたのに、もう記憶から抹消したのかと。
というわけで、人の顔色ばかり窺って生きている、面食い野郎とでも呼んでください。
実際、人の顔をじーっと見ちゃうクセはちょっとありますね。